こんにちは文房具店員stufffです!
最近Twitterを見ていてよく目にする「野原工芸はおすすめ」「新しく買うの?野原工芸でしょ笑」など、野原工芸大絶賛の嵐!
私は海外ボールペンなどをよく見たりするのですが、そういえば国内のペンは詳しくないな… これは重大事件!と思い色々調べてみました!
…。
野原工芸凄い!!
知っている方も知らない方も一緒に野原工芸の魅力を見て行きましょう!
目次
野原工芸とは?
野原工芸は長野県の木曽谷にお店を構えています。
木曽谷は、1000年以上前から南木曽ろくろ細工の産地なのです!
野原工芸のペンはそんな南木曽ろくろ細工を生かしたペンを1つ1つを手作り作っています。ペンのほかにも茶筒、木の名刺入れ、南木曽町で着られている伝統的な防寒着なぎそこねを制作販売しています。
南木曽ろくろ細工とは?
ろくろ細工とは、輪切りにした原木を、ろくろの上で回しながら、カンナで挽いていき白木製品と呼ばれる木工品を削りだす手法です。
この技術は、手仕事によって行われるため、木地師(きじし)と呼ばれる職の高度な技術によって作られます。
南木曽ろくろ細工の特徴は、木の木目や木質、全体の雰囲気などを観察し、木によって作る製品を決める点です。
人の手によってこだわり抜かれた、良質なペンができる理由がわかりますね!
販売されているペンの種類
野原工芸では木のボールペン(スタンダード、スリム、ロータリー)木のシャープペンシル、計4種類展開しています!
木のボールペン・スタンダード
これが基本的な野原工芸のボールペンと考えていただければと思います。価格は4950円からとなっています。
このペンは若干太めです。若干太めのペンは大きい手の方にオススメです。
また野原工芸の特徴、木のペンは艶などを出すためにオイルなどの加工を施しています。そのため若干重いです。
上記の特徴によりこのペンは、男性の手に適していると思います。もちろん女性でもこの様な特徴が好きな人にも良いと思います。
木のボールペン・スリム
上記のペンとは対照的で、細めで、削ってある分軽くなっています。価格は4400円からとシャープペンシルと同額スタートとなっています。
そのため女性の小さい手などに向いています!また、子どもの手などにも最適です!
木のボールペン・ロータリー
このペンは回転繰り出し式ボールペンです。高級ボールペンに多く見られる、ペンの出し方です。価格は6600円からとなっています。
内部の構造がクリック式のペンより複雑になっており、高度な技術が用意られます。そのため若干お値段が張りますが、内部構造人が見たらときめいてしょうがないです笑
木のシャープペンシル
シャープペンシルは、 中高生に人気があります。価格は4400円からとなっています。
大人になるとボールペンしか使わない人が多いと思うのですが、やはり学生だと消すことができるシャープペンシルを使う人は多いので、要望に沿った形のシャープペンシルとなっていると思います。
学生のうちに木の良さを体験できるなんてうらやましい限りです!
ただ、人気過ぎて生産が追い付かなかったり、仮に販売されたとしてもサーバーが落ちてしまうほど人気なのでお目にかかれないかもしれません。
どんな木を使用しているの?
使用している木の種類はたくさんあります!
その中でも人気な商品をご紹介いたします!(2019年ランキング参照)
欅・ケヤキ
野原工芸が好きな方は一度目にした事があるのではないでしょうか?
ケヤキは日本で一番の良材かつ最も有名な銘木の一つです!
木目がはっきりとしており光沢もあり美しいです。経年変化後はさらに深みと光沢が増す事から大人気です!
槐・エンジュ
エンジュってこんな漢字なんだ… 知らなかった。
そんなことは置いといて、槐とは鬼門に槐の彫り物を置くと魔除けになると言われています。また延寿と書いて長寿や安産のお守り、中国では学問と権威のシンボルと縁起の良い木です!
特徴は木目がしっかりしています。経年変化後は色が深くなり、艶が出ます。幅広い年齢層から人気だとか!
黒柿、特上黒柿
黒柿は国産材の中で最も希少な最高級木材で世界的にも貴重かつ珍重されています。
独特の縞模様は黒柿特有の油分により、深みのある色艶へ変化していきます。まさに最高級品です。
めちゃくちゃかっこいいですよね!お値段も中々ね…
でもその価値がある逸品だと思います!
どの種類も経年変化によって色が若干異なったりします。それを楽しむ人が多く、野原工芸の人気の1つではないでしょうか?
まとめ
皆さんはどのペンがお好きですか?
このペンはオススメ!こんな感じに経年変化しました!
などコメントいただければうれしいです!